太っている人とヤセている人を比較すると、ヤセている人は無理して全部食べようとしません。太っている人は「料理は残すと行儀が悪いので全部食べる」ということに、こだわっているようです。別にヤセた人は行儀が悪く、太った人は行儀がいいというわけではありません。太った人は食欲にかかわらず「行儀が悪いから」ということを口実にして、出されたものを全部食べてしまうのです。道徳的には立派なことかもしれませんが、美容と健康の観点からは必ずしもそうはいえません。「行儀が悪い」から全部食べる、という行動を変えない限り、あなたはダイエットをスタートできないのです。こういう人がダイエットするには、周囲の人にダイエット宣言をしてしまうのが効果的です。ダイエットという大義名鋭ができれば、自分のなかでいいわけが立ちますから、次第に残せるようになっていきます。さらに、外食するときも、できるだけ行きっけのお店にしておきましょう。あらかじめ残して食べるつもりなら、お店の人に二言、「ダイエット中だから残してしまうかもしれないけど、気にしないで」と声をかけることができます。あるいは、そういえば気をつかってカロリーひかえめに料理を作ってくれるかもしれません。また食事が終わったらすぐにテーブルを離れるようにします。目の前に残飯があるとついつまみたい衝動に駆られてしまうからです。もし同席した人より早く終わってしまうのなら、それは。早食いのため。早食いも太りやすい食べ方なので、次からはもっとゆっくり食べるよう努力をしましょう。もともと、食べ足りなくて食べていたわけではないので、残してもいいのだという意識の切り替えができさえすれば、残飯食いをやめるのはたやすいはずです。これからは、「その一口」をやめておきましょう。