なめらかな授業展開のための技術が重要なのではない。たどたどしくても、生徒に率直に伝えたい教師自身のこうした感動があるかどうかである。生徒はこのような授業を受けることができれば、授業が始まる前と終わった時点で、新しい世界観を感じる。自分の常識が覆されて、教師同様、学ぶ喜びを共有できる。自分が幾分成長した気分を感じるであろう。学びは決して「知らないよりは知っているほうが良い」ためではない。「知のための知」ではなく「頭の体操」でもない。「心豊かに生きる」答を得るための知恵を学ぶのである。授業はその意味で、教師同様、生徒もまた自分とのかかわりの緊張のなかで学ぶ。現場の生徒は授業にこの緊張を求めている。本当の授業を見せて欲しい高校生18歳(平成15年1月25日、朝日新聞)彼女は「本当の授業」を社会科の先生の授業の中に感じており「とにかく楽しい。みんなの顔が輝く。…本当の授業ってこういうものをいうのだと思う」という。
(オススメ)
通信制高校の試験
通信制高校の一日
通信制高校の卒業まで