プラチナと混同されやすいホワイトゴールドは、パラジウムやニッケル(人体に悪影響があるので、近年は使用されることは稀)を加えて作られます。最近人気のピンクゴールドは、割金に銅、銀、パラジウムを合金したものです。ホワイトゴールドは、ヨーロッパで戦争時にプラチナが軍事物質として重要な扱いを受け、民間では使用禁止となったため、代用品として発明された代用白色金です。今日でも欧米では、宝飾品としてはプラチナよりも多く使われています。ホワイトゴールドには「18KWG」「14KWG」などがあり、近年は18KWGが主流で、ロジウムメッキがかけられていることが多いようです。そのため、長期間使用していると酸化して黒ずんだりすることもありますが、しっかりした店であれば、再メッキ仕上げできれいに元に戻してくれますからご安心ください。プラチナも純プラチナ「Pt1000」、そして「Pt900」などのプラチナ素材が流通しています。このように、金もプラチナもさまざまな品質があるのですが、その含有率は一般消費者には判別ができないものです。その不便さをカバーして、貴金属の信用力を保ってくれる制度が、世界各国で法制化されており、これによって、消費者は安心して貴金属を購入することができるようになっています。この制度を「ホールマーク制度」といい、日本では財務省造幣局が貴金属に政府証明マークを刻印します。しかし、世界の一流企業などでは、政府のホールマークを刻印せず、自社の信用で自社が保証する品位と会社のマークを刻印することも多いようです。