在宅福祉が望ましいといっても、住宅事情がすぐ良くなる展望のない現状では、福祉施設の飛躍的充実が必要である。そのさい、どのような施設をつくり運営するかは施設の利用者のみならず、地域社会の福祉の状態を左右する。近年、全室個室あるいは個室化をした老人福祉施設が少しずつながらできている。特別養護老人ホーム「東京老人ホーム」(保谷市、1990年)、「いくの喜楽苑」(兵庫県生野町、92年)、「おらはうす宇奈月」(富山県宇奈月町、94年)、「芦花ホーム」(世田谷区立、95年)、「あしや喜楽苑」(芦屋市、97年)、老健施設「ケアポート庄川」(富山県、92年)など。
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大倉山 分譲マンション
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私はそのいくつかを訪ねた。個室は利用者の行動を容易にし、家族の来訪時にもその部屋に泊まることができ、家具を自由に持ち込めるので自分の部屋という意識がめばえる、規制をなくすことができ痴呆性老人の問題行動が解消される、などの効果を知った。