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デザインをアピールしているマンション

便所的なイメージから脱けだして、どのようなトイレが望ましいのかというと、トイレこそ洗面室と同様に、いうなればパウダールームとして明るく清潔なイメージを演出すべきである。住む人にとってはもちろんのこと、訪ねてきた客が気持ちよく利用できる第二のパウダールーム、つまり「化粧室」だ。パウダールームとしてイメージしろといっても、あの便器だけはどうしようもないと端から諦めている人が不動産業界には多いようだ。たしかに、便器そのもののデザインをアピールしているマンションには出会ったことがない。ウチの物件はオリジナルシステムキッチンなんですよ、という売り文句を聞くことはあっても、なんてったってわが社自慢のオリジナルベンキですから、という話はついぞ聞いたことがない。おそらく、購入者にしてもほとんどの人が、便器など、色といい形といい、所詮どれも大差がないと思い込んでいるのではないだろうか。